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歯牙の切削による歯牙への影響

2009年3月 2日 07:55

# 歯の切削で、5~20秒間の温度上昇(ドイツ ヘラウス社データ)。温度上昇6度で15%、12度で60%、18度で100%壊死。


# 生活歯に電流を通じたときの影響(アメリカ UCLAデータ)
  1秒 3~4度、 2秒 7~8度、 3秒 12~13度。


# 歯髄への影響(ドイツ ヘラウス社データ)
(1) 乾式処置(水もエアーも使わず削る) 温度上昇 9.5度~35度
(2) 空冷(ヘッドからのエアー又はスリーウェイシリンジのエアー) 7.5度~20.8度 (1)とあまり変わらず。
(3) ヘッドからの注水: 6~10度 部分的なために充分でない。
(4) アシスタントによるスリーウェイシリンジの水のみ: 注水がカーブしてバキュームの方へ吸われてしまうのでほとんど効果はない。
(5) アシスタントによるウオータースプレーによる冷却(水とエアーの混合スプレー)あらゆる器具を使っても2度以上の上昇は無い。初期に5度までの過冷却が認められる。
毎分15ccの注水量では12~22度温度上昇とほとんど効果無し。
毎分30ccの注水量では6~10度温度上昇で不十分。
毎分50ccの注水量では温度上昇6~7度。
毎分80ccの注水量では5度前後。
以上より50ccの注水量が確保できれば良いとされている。


# 切削圧の影響
 圧力が高いほど温度上昇は高いが5度前後の差。


# 理想的な歯牙切削
① 37度で削る
② タービンを使わない
③ マイクロモーターの増速コントラ100000rpm以下で削る。
④ ヘッドの注水口は3穴もしくは4穴を使い50cc/min 以上の注水量。
⑤ アシスタントにはホットウォータースプレーを常にかけてもらう。
⑥ 強力なバキュームとバキューム直結の排唾管を使う
 ただし、ただ冷やせば良いという問題ではない。あまり温度を下げすぎても冷反応をおこす。

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