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第3話: 消費行動の分かれ目

2011年11月30日 08:19

■ ああ言えばこう言う、 へぇ~、理屈の世界 一般編

★ 第3話: 消費行動の分かれ目
・ あなたがスーパーに行きました。野菜売り場に行くとスイカが売っていました。試食があるので食べてみると甘くておいしい。しかし糖度の表示は無い。売っているスイカを見ても糖度の表示は無い。たぶん、売っているスイカは11度もあれば13度もあるだろうから、当たりはずれがある。
このような場合、ある人は「甘い」という感情が先に出てスイカを買う。しかし、ある人は「当たりはずれがあるんだろうから、やめとこう」と思う。さぁ、あなたはどっち?
例えば試食品のスイカと売っているスイカにに糖度の表示があれば買う人も増えるかもしれません。ただし、こういう場合、普通は糖度の高いスイカから売れていくでしょうけどね。とすれば、甘くないスイカは売れ残って、最後は値引きして売ることになるかも。
・ つまりですね、いくら農畜産物の放射性物質検査をしても、サンプル検査(試食)であれば、当然「他の物はどうなの?」と思う人もいるでしょう。いくら、放射性物質検査済みと書いてあってもそれは500Bq/Kg以下である事を意味するだけ。スイカで言えば、「全てのスイカは糖度11度以上」と書いてあるのと同じ。ちなみに、個人的には11度のスイカは買いませんけどね。やはり、個々のスイカに糖度を書くと購買傾向に差が出るのと同じで、折角全頭検査をしている牛肉ですから、店頭で販売している牛肉に「この牛肉に含まれる放射性セシウムは○○Bq/Kg、又は不検出(検出下限値の問題はあるが)」と表示すればいいんですね。そうすれば、「不検出の牛肉を買う人もあれば」「△△Bq/Kg以下なら買うという人もいる」だろう。当然、放射性セシウムを多く含む牛肉ほど売れ残ることは容易に想定されます。なら、値引きして売るしかないですねぇ、暫定規制値以下で安ければ買うよという人も沢山いるでしょうから、スイカと一緒だ。
値引きした差損は当然賠償請求しましょう。いわゆる風評被害ですから。スイカや桃、林檎など最近は糖度が表示されているものは多い。先日スーパーで見かけたリンゴ(王林)は16度だったなぁ確か。こうやって表示しているって事は、表示(情報公開)によって購買傾向が上向く事がはっきりしていることでしょう。そうやって努力してきたことを、今回の放射性セシウムの風評被害ではころっと忘れています。なぜなんでしょう。それは行政(公務員)が主体となっているからでしょう。
・ 先日、スーパーの牛肉売り場に行きました。そこで表示をみると、「○○県産牛肉、放射性物質検査済み」「国産牛肉放射性物質検査済み」という表示。それで納得する人もあれば、納得しない人もいる。つまり買わない人もいるのです。
・ 個別情報、公開しましょうよ。それが風評被害対策の一方法ですよ。

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