オンライン請求への取組
未確認情報ではあるが、1月末現在の歯科におけるレセプトオンライン請求の助成金の申請件数は600件程度とのことで、また補助金総額全体でも低調な状態という話しも聞こえてくる。
これを裏返せば、未だにオンライン請求に対する医療機関側の積極的な姿勢が見られないということだが、やはりオンライン請求の推進といった視点でのインセンティブは導入時の助成金と言うよりも、月々の請求時のオンライン請求の実績に対する加算金で対応した方が事務コストもかからないし良いような気がする。
さて、当院でもオンライン請求にして4回目の請求を終えたが、現在のところ大きな問題は経験していない。そこで、オンライン請求をしていない医療機関においては、再度オンライン請求へのスタンスで疑問を抱えているところも多いのではないでしょうか。それに関して、様々な視点はあるでしょうが私はこのように考えています。
(1) 普段からレセプト業務を院長が行っている歯科医院
うちも、この部類に入るが、なんと言ってもレセプトの編綴やその他の手間が大きく軽減され非常に楽にレセプト請求が出来メリットは非常に大きいと思われます。しいて言えば、現状では多くの都道府県で福祉医療の請求が紙ベースであり、その辺もオンライン化されればなお良いと考えます。
(2) 普段からレセプト業務を受付(事務担当者)が行っている歯科医院
これは、普段から院長がレセプトの作成や請求の繁雑さを経験していないので、「なんとかこの繁雑さから逃れたい=オンライン請求をしてみようか」という気持ちは沸いてこない。そして、実際の実務を行っている受付(事務担当者)も、今までの紙ベースに慣れており、面倒なシステム変更は望まない。
こういった傾向があるのではないだろうか?従って、今後も(1)を中心に少しずつオンライン化率は伸びていくのでしょうが、(2)の歯科医院に対する対応をしなければ急激にオンライン請求が増えることは望めないのだろう。

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